前回は、武蔵野三十三観音霊場の第2番(道場寺)と第3番(三寶寺)を参拝しましたが、
第1番を飛ばして巡礼するのも何だかスッキリしないので、今回は武蔵野三十三観音霊場の最初の御寺である「長命寺」を参拝
山 号:東高野山
院 号:妙楽院
宗 旨:真言宗
宗 派:豊山派
創 建:慶長18年(1623)創建
本 尊:十一面観音
札所等:
・武蔵野三十三観音[第1番]
・御府内八十八ケ所[第17番]
・豊島八十八ケ所[第17番]



観音堂の中までは拝見することができませんでしたが、

持参した白紙の専用用紙に(差し替えではなく、その場で直書き)武蔵野三十三観音の第1番、十一面観音様の御朱印を頂きました。
お値段は500円。
武蔵野三十三観音霊場会では、御朱印料が2027年1月から300円→500円に価格改定がされるというのは霊場会のHPに掲載されているのですが、第1番である長命寺では、先行して値上げを行ったのだとか。
価格改定を先行して実施したことついては、あまり納得のいく理由ではなかったのですが、あくまでも御朱印料は「お気持ち」なので、心からの感謝とともに500円をお納めしました。
と、ここで帰る予定だったのですが、受付所(寺務所)で色々とお話を伺ううちに、

御内府八十八カ所霊場の御朱印も頂くことに。
(こちらも、御朱印料は500円でした。)
実は、今回の「長命寺」も、前回の「三寶寺」も、
✅ 御府内八十八ケ所霊場
✅ 豊島八十八ケ所霊場
にそれぞれ該当するのですが、巡礼コースを広げすぎると自分で自分の首を絞めることになり兼ねないので、各地の八十八カ所巡礼は、もう少し年を取ってから…と考えていました。

この御内府八十八カ所霊場については、第1番の「高野山東京別院(港区高輪)」に行くと詳しいことが分かるそうなので、一度そちらで話を聞いてから今のタイミングで巡礼するか否か検討しようと思います。
それから、巡礼コース紹介のついでにもう1つ。
全国の霊場会としては「○○三十六不動尊霊場」「○○三十三観音霊場」「○○四十九薬師霊場」「○○八十八カ所霊場」などがございますが、これ以外にも古くから「閻魔」の信仰が行われているそうです。
地蔵の信仰と対照的な閻魔の信仰、閻魔王は冥界の王として十八の将官・八万の獄卒を従え、死者を審判し、その罪の軽重によって種々の苦痛を課するという役割をもち庶民からは畏怖されている存在です。
しかし、仏典では閻魔と地蔵は一体で、慈悲(やさしさ)の面が地蔵、峻烈(きびしさ)の面が閻魔と両面を一身でもつものともいわれています。

そして、巡礼コースの中には、「江戸四十四閻魔」というものが存在し、今回の長命寺は、私の暮らす練馬区で唯一、江戸四十四閻魔に数えられています。(第31番)
御朱印云々は別として、悪役への憧れというか「仏教の地獄、冥界の王として死者の生前の罪を裁く閻魔大王」という存在は無視して通る訳にはいかないので、

閻魔王像もしっかりとお参りして帰りました。

こちらは「身代わり閻魔」と呼ばれている閻魔王像です。

胸の傷は、住職が盗賊に襲われた際に身代わりとなり負った傷であると伝えられているそうです。
いやぁ、色々と奥が深いですね。

